プログラマー(PG)
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プログラマーとは、コンピューターのプログラムを作成する人全般を指します。 プログラマーの仕事内容は、主にコーディング、デバッグ、テストです。 実際にプログラムを記述することをコーディングといいます。(コーディングの詳細は当ページ下段を参照)
ソフトウェア受託開発業においては、プログラマー(PG)という職種はシステムエンジニア(SE)という職種との対比で用いられます。 システムエンジニアがシステムの設計を行うのに対し、プログラマーは設計に基づいて実装のみを行うという意味を含んでいるのですが、その境界は曖昧です。 仕事内容を分ける為ではなく、単価を明確に分けるために無理やり職種を分けているようなところがあります。
以下は、システム開発受注から導入までの一連の流れですが、プログラマーはF〜Hを担当することが多いでしょう。 現場によっては、システムエンジニアが担当する詳細設計やシステムテストも仕事内容に含まれることがあります。 また、システム導入後の運用サポート・メンテナンスなど、運用担当者の業務にも携わることがあります。
〜 システム開発受注から導入までの一連の流れ 〜
A.システム導入の営業(システム開発の仕事をとる)
B.システム導入のコンサルティング
C.要件定義・要件分析
D.システム設計・基本設計(外部設計)
E.詳細設計・モジュール設計(内部設計)
F.プログラミング(コーディング、デバッグ)
C.プログラム単体テスト
H.プログラム結合テスト
I.システムテスト
J.ユーザーテスト
K.システム導入
L.システム導入後の運用サポート・メンテナンス・ユーザー教育
■コーディング
実際にプログラムを記述することをコーディングといいます。 プログラマーのメイン業務というイメージが強いコーディングですが、実際はどの様なものを記述するのかよく知らない人もいると思いますので、具体例を挙げておきます。
以下は、Javaプログラムのソースコードです。 テキストエディタや開発ツールを利用して、以下のようなプログラムを記述していきます。 Javaの場合だと、1つのファイル(クラス)に約300行〜1000行を記述します。 少し長いソースコードになると、3000行〜5000行、またはそれ以上になります。 コレが集まって1つの大きなシステムとなるわけです。